MENU

ヒカルの祭りくじ動画とは?祭りくじに当たりはない?その真相を解明!

ヒカルの祭りくじ動画とは?祭りくじに当たりはない?その真相を解明!

みなさんは人気Youtuberヒカルが公開している祭りくじの闇を暴く動画はご存じでしょうか?

各地のお祭りに赴いて、テキ屋の祭りくじをすべて購入し、実際に大当たりが入っているのかどうかを検証する、ヒカルの大人気コンテンツです。

この記事ではヒカルの祭りくじ動画を紹介するとともに、本当に祭りくじに当たりはないのかを検証していきます。

目次

ヒカルの祭りくじ動画一覧

まずはヒカルの祭りくじ動画を紹介していきます。

はずれしかない?夏祭りで屋台のくじ引き全部買います!って言った結果

ヒカルの祭りくじ動画、記念すべき初回となります。

公開は2016年、再生回数は2024年12月時点で1270万回を超えています。

屋台の祭りくじで店主にくじを全て購入することを伝えたところ、切れ気味に断られたことに対して、事後車内にて愚痴を言うという内容になっています。

店主とのやり取りも動画で撮っておらず、いわばエピソード0的な動画になっています。

当たりはなかった?祭りくじで悪事を働く一部始終をban覚悟で完全公開します

ヒカルの祭りくじ暴露動画の中で最もバズったのがこの回になります。

公開は2017年で、2024年12月時点で再生数は5,100万回を超えており、この動画以降、高額商品を当たりに設定する祭りくじの屋台は大きく減少するなど、祭りくじ界隈に多大な影響を与えました。

動画はNintendo SwitchやPSVRを景品としている屋台の祭りくじで、全てのくじを購入して当たりがあるかどうか調査するという内容になっています。

何百枚のくじを開封するも一向に当たりはでず、観客の子供たち、祭りくじの店主、周りにテキ屋まで巻き込んで大騒ぎになります。

削除覚悟…警察同行で祭くじのテキ屋を摘発する一部始終を警察に止められたけど全部見せます

警察も巻き込んで祭りくじの闇をあばく、ヒカルの祭りくじ動画第三弾です。

公開は2017年、再生数は2024年12月時点で2300万回を超えています。

前回同様祭りくじでくじを全て買おうとするも、警戒した店主から「子供以外購入禁止」と言われ断られてしまいます。

そこで、「Nintendo Switchなどの高額商品を景品にしている」ことを警察に伝え、摘発してもらうよう要請します。

警察は現場に赴くものの、その場で摘発には至りません。しかし、この動画が詐欺祭りくじ撲滅に大きく貢献したことは間違いありません。

祭りくじには結局当たりはない?

祭りくじに関して、多くの人が気になるのは「本当に当たりがあるのか」という点です。ヒカルの動画を通じて注目を集めたこのテーマは、祭りくじの信頼性や運営方法に疑問を投げかけています。ここでは、過去の調査や報告を基に、祭りくじの実態について詳しく解説します。

高額商品が景品の場合、当たりがないケースが多い

ヒカルの動画でも取り上げられているように、Nintendo SwitchやPSVRといった高額商品を景品に設定している祭りくじでは、「当たりが存在しない」というケースが多々報告されています。特に、以下のような手口が確認されています:

  • 当たりをそもそも用意していない
    屋台のくじ引きの中に、最初から「当たり」が存在しない場合があります。くじの全体を購入しても一度も当たりが出ないという結果は、多くの動画や体験談で確認されています。
  • 当たりの枚数が極端に少ない
    くじが数百枚以上あるのに対して、当たりが1枚以下、または存在する確率が非常に低いという状況も報告されています。この場合、実際に当たる可能性はほぼゼロに近いと言えます。
  • 偽りの景品表示
    景品として高額商品を目立つ場所に飾りながら、実際にはそれを当選者に渡す意図がない場合もあります。このような行為は、消費者を欺く詐欺行為に該当する可能性があります。

全ての祭りくじに当たりがないわけではない

一方で、「祭りくじには必ずしも当たりがない」というのは誤解です。過去には、実際に高額商品を当てたという報告も少なからず存在します。これらのケースでは、次のような特徴が見られます:

  • 地域密着型の良心的な運営
    小規模な地域祭りなどで運営されている祭りくじは、信頼性が高い場合があります。こうした場所では、景品をしっかりと用意し、実際に配布している事例が報告されています。
  • SNSでの当選報告
    TwitterやInstagramなどのSNSでは、「Nintendo Switchが当たった!」といった報告も見受けられます。もちろん、すべてが真実とは限りませんが、少なくとも一部の祭りくじでは高額商品が用意されていることが分かります。
  • イベント運営者の透明性
    事前に景品の詳細や当たりの枚数を公表している運営者は、比較的信頼できると考えられます。このような祭りくじでは、当たりを引ける確率が明確に提示されることもあります。

祭りくじを楽しむための注意点

祭りくじを購入する際には、以下の点に注意しましょう:

  1. 高額商品に惑わされない
    目立つ景品が飾られている屋台では、一歩引いて冷静に判断することが大切です。
  2. 良心的な屋台を選ぶ
    地元で評判の良い屋台や、過去に当選報告がある屋台を選びましょう。
  3. 購入は自己責任で
    くじは運試しの要素が強いため、過剰な期待をせずに楽しむ程度にとどめましょう。

祭りくじは違法?詐欺?

祭りでよく見かける「くじ引き屋台」。楽しい雰囲気の中で子供から大人までつい手を伸ばしてしまうものですが、その運営が違法かどうか、あるいは詐欺に該当するのかといった疑問がしばしば議論されています。

ここでは、祭りくじが法律的にどのように扱われるか、違法性や詐欺の可能性について詳しく解説します。

景品表示法は祭りくじには適用されない

祭りくじにおいてまず注目すべきは、景品表示法の適用範囲です。

景品表示法は、消費者を保護するために事業者が提供する景品類の価値や表示に一定の制限を設けています。

しかし、ヒカルの動画内では屋台のくじ引きが景品表示法に違反しているとして警察に詰め寄るシーンがありますが、祭りくじのような屋台は景品表示法の対象外です。

  • 景品表示法の適用外である理由
    景品表示法は、「商品またはサービスを提供する事業者」が対象です。屋台の祭りくじは、一般的に「商品販売」や「サービス提供」とは見なされず、あくまで一種のエンターテインメント要素を持つイベントの一部として扱われるため、適用が除外されています。
  • 景品価格の制限がない
    景品表示法の適用外であるため、くじ1回の価格に対して景品の価格が何倍であっても法律違反にはなりません。例えば、1回500円のくじに対して、Nintendo Switchのような数万円の景品が掲げられていても、法的には問題ないのです。

当たりくじが存在しない場合は詐欺罪の可能性がある

一方で、祭りくじが「詐欺罪」に該当する可能性があるケースも存在します。それは、**「当たりくじがそもそも用意されていない場合」**です。

  • 詐欺罪の構成要件
    詐欺罪が成立するためには、以下の条件が揃う必要があります:
    1. 人を騙す行為
      祭りくじの店主が「当たりが存在する」と見せかけ、来客にお金を支払わせた場合、騙す行為に該当します。
    2. 財産的損害を与える結果
      当たりがないと知りながら金銭を徴収している場合、顧客は実際に損害を被ることになります。
    3. 騙す意図(故意)
      店主が最初から「当たりを入れない」と決めていた場合、詐欺罪の故意が認められる可能性が高いです。
  • 摘発された事例も存在
    実際に、祭りくじの運営者が詐欺罪で摘発された例もあります。これらのケースでは、警察の調査により「当たりが全く存在していなかった」ことが判明し、立件されています。

違法かどうかの判断基準

祭りくじが違法となるかどうかの判断は、以下のような点に依存します:

  1. 当たりくじの有無
    当たりくじが存在しない場合は、詐欺罪が成立する可能性が高いです。
  2. 景品内容が明確かどうか
    景品の内容が事前に明示されていない場合、法律的なトラブルにつながる可能性があります。
  3. 運営者の意図
    運営者が意図的に「当たりを設定しない」などの不正行為を行った場合、刑事罰を受ける可能性があります。

祭りくじは景品表示法の対象外であるため、景品がくじ引きの価格の20倍以上であっても法律違反にはなりません。

ただし、当たりくじが最初から用意されていない場合、詐欺罪に該当する可能性があります。

そのため、祭りくじを運営する際には、適正に景品を用意し、顧客を欺く行為がないようにすることが求められます。

一方、消費者としては、くじの運営者を見極め、過剰な期待をせずに楽しむことが重要です。

祭りくじは違法なのかについては以下の記事でも詳しく解説しています。

あわせて読みたい
祭りくじは違法?高額景品が貰える祭りくじは違法なのか真相を徹底解説 お祭りの風物詩ともいえる“祭りくじ”。屋台に並ぶ最新ゲーム機や豪華商品は、多くの人の目を引きます。しかし、その合法性について疑問を抱く人も少なくありません。「...

ヒカルの祭りくじ動画のまとめ

祭りの風物詩である「祭りくじ」は、楽しい雰囲気とともに、多くの人が参加する人気の屋台の一つです。しかし、その運営方法や当たりの有無については長年議論が続いており、特に高額景品を掲げるくじ引き屋台では不正や詐欺の疑惑が取り沙汰されています。人気YouTuberヒカルが公開した一連の祭りくじ検証動画では、当たりが存在しない可能性があることを示唆し、多くの視聴者に衝撃を与えました。

まず、祭りくじにおける「当たりがない」という問題については、高額景品を掲げる屋台で特に顕著です。動画や調査報告からは、以下のような手口が確認されています。「当たりをそもそも用意していない」「当たりの枚数が極端に少ない」「偽りの景品表示」といったケースでは、消費者を欺く行為が行われている可能性が高いといえます。その一方で、地域密着型の良心的な運営や透明性の高い屋台では、実際に高額景品が当選したという報告も存在します。

法律的な観点から見ると、祭りくじは「景品表示法」の適用外となるため、景品の価格や価値に関する規制はありません。そのため、1回のくじ引きが500円であっても、数万円の高額景品を掲げること自体は違法ではありません。しかし、「当たりが一切用意されていない」という場合は、詐欺罪に該当する可能性があります。詐欺罪の成立には、「人を騙す行為」「財産的損害を与える結果」「騙す意図(故意)」が必要であり、運営者が故意に不正を行った場合、刑事罰の対象となることがあります。

祭りくじを楽しむ際には、信頼できる屋台を選ぶことが重要です。地域の評判が良い屋台や、景品内容や当たりの枚数を明確に表示している屋台は、比較的信頼性が高いと考えられます。また、消費者としては、運試しの範囲内で楽しむ姿勢を持ち、高額景品に過度な期待を寄せないことも大切です。

祭りくじは、適切に運営されれば楽しい娯楽となりますが、不正が行われれば消費者の信頼を損なうだけでなく、法律的な問題にも発展します。運営者には誠実な姿勢が求められ、消費者側も冷静な判断を心がけることが、祭りくじを健全に楽しむ鍵となるでしょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

緑川 縁のアバター 緑川 縁 祭りくじ株式会社編集部編集長兼祭りくじ専門家

祭りくじ株式会社編集部編集長兼祭りくじ専門家の緑川縁(みどりかわえん)といいます。学生時代はお祭りや屋台・縁日のアルバイトをしており、その後お祭りの運営側にまわり、現在は祭りくじ株式会社にて営業部長をしながらサイトの管理とメディアの運営も行っております。

目次